Windows10サポート終了後も利用し続けるリスクは? そこを狙う偽サポート詐欺にも要注意

2026年1月19日

Windows10が、2025年10月14日をもってサポート終了(EOS:End of Support)となりました。
これによりWindows10に対しては不具合のバグ修正、脆弱性のセキュリティ修正が行われない状態になっています。
EOSから3カ月が経過した現在、Windows10を利用し続けることによるリスクはどんなものがあるでしょうか?

サポート終了後をねらった偽セキュリティ詐欺とは?

2025年10月14日、Windows 10のサポートが終了しました。これ以降はセキュリティ更新プログラムの提供が停止され、ウイルスやマルウェアに感染しやすくなり、不正アクセスのリスクが高まります。
マイクロソフトからは、何らかの事情でWindows11への移行に時間がかる場合、有償の「Windows10拡張セキュリティ更新プログラム」の利用を推奨しています。このプログラムは2026年10月13日まで利用可能です。しかし最新OSではないことから生じる不安は払拭できるものではありません。
この状況は偽サポート詐欺にとって格好のターゲットとなり得ます。あたかもウイルスに感染したかのような警告画面を表示して不安をあおり、電話をかけさせる偽サポート詐欺に攻撃を仕掛けられた場合、簡単にその術中にはまってしまう可能性があります。この機会に改めて偽サポート詐欺の手口と対策を一緒に確認しましょう。

具体的な偽セキュリティの例

偽サポート詐欺の例として、PC でインターネットを閲覧している際に、ガイド音声や警告音とともにマイクロソフトを名乗った警告がブラウザーに表示される等
上記警告が表示されるとブラウザーを閉じるなどの操作を受け付けない状態となり、セキュリティ対策のために特定の電話番号に電話するよう案内が表示されます。しかし表示はマイクロソフトから配信したものではなく、記載されている内容は事実ではありませんので、絶対に電話しないようお願いいたします。
とマイクロソフトからも警告されています。

<偽警告画面の内容の例>
『この PC へのアクセスはブロックされました』
『このウィンドウを閉じると、個人情報が危険にさらされ Windows 登録が停止されます』
『この重要な警告を無視しないでください』
『Trojan スパイウェアアラート – エラーコード: #0x898778』
※こちらはあくまで一例です。類似した内容で表示される場合があります。

偽サポート詐欺への対処方法は?

1. 偽サポート詐欺の画面の内容や偽のサポートオペレーターの指示には従わない
・ボタンをクリックしない: サポート詐欺の画面に表示されているボタンは
 クリックしないようにしてください。
・画面に記載されている番号に電話をしない: マイクロソフトのエラーメッセージと
 警告メッセージに、電話番号が記載されることはありません。
 電話をかけると、サポートを装う第三者が、金銭の支払いなどに誘導します。
 絶対に電話をかけないようにしてください。
・サポートツールや遠隔操作のソフトをインストールしない: サポート詐欺では、
 サポートをするためのツールを装い、被害者の PC を意のままに操るための
 ツールをインストールさせるよう誘導する場合があります。
 ツールのインストールを求められても、決して許可しないようにしましょう。
もしご自身での対処が不安な場合は、お気軽にお問い合わせください。

2. 偽サポート詐欺の画面を終了する
サポート詐欺の画面は、ブラウザーの画面を全画面で表示したり、複数の画面を重ねて表示したりすることで、画面を操作することができないように見せかけます。画面を操作することができない場合は、キーボードの「Ctrl」「Alt」「Del」の 3 つのキーを同時に押して「タスクマネージャー」を起動し、ブラウザーソフトを選択し、「タスクを終了」してください。偽警告画面を閉じることができます。

3. (任意) PC のセキュリティを確認する
偽サポート詐欺は、実際にはウイルスには感染していないケースがほとんどであるため、偽サポート詐欺の画面を閉じる以外の対処は必要ありません。しかしながら、お使いの PC のセキュリティ状態が不安な場合や、セキュリティの状態を確かめておきたい場合は、Windows 標準の機能を利用して、セキュリティの設定を確認し、状態をスキャンしておくことをお勧めします。

Windows に標準で付属しているマルウェア対策ソフトを利用して、
ウイルス スキャンを実施する方法:

まとめ

今回はWindows 10のサポート終了後に気を付けなければならない、
サポートを騙った詐欺をご紹介いたしました。
対処としては偽の警告が出ても冷静に対応することですが、詐欺被害以外にもWindows 10のセキュリティ脆弱性をついたウイルス等の被害も増加が考えられます。そのため最新版であるWindows 11への移行が望まれます。
もし使用しているハードウェアがWindows 11のシステム要件を満たしていない場合には、ハードウェアそのものの買い替えも検討しましょう。
当社はWindows 10終了に際し、複数社のPC入替の対応をした実績がございます。
今回の記事を読んで不安に思われた方は、ご相談からお気軽にどうぞよろしくお願いいたします。
また当社ではPCの監視・調査、ウイルスへの対応・復旧をセットにしたサービスも取り扱っております。ご興味がございましたら、こちらも含めて是非お問い合わせください。

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