製造業や卸売業の皆様へ、お役に立てそうなツールをご紹介します。
埼玉県が全国初の価格交渉に役立つツールを作成しました。
評判が良いみたいなので、今回ご紹介します。
こちら制作は埼玉県ですが、県外の方もご利用いただけます。
ご興味がございましたら、ツールダウンロードも無料なので一度お試しください！
価格交渉に役立つ各種支援ツール
➀「価格交渉支援ツール｣（無料）
企業間で取引される様々な原材料やサービスの価格について、自由に選択し、価格の推移と増減をグラフ化するツールです。
・主要な原材料価格（約1,400品目）の推移を示す資料を簡易に作成
・データは、日本銀行の公表データに基づいており、正確性を担保
取引先と価格について、相談・交渉する際に業界の原材料費が如何に上がっているかをグラフで示すことで、
適正な価格転嫁を実現することを目的にしている様です。
基礎データは、毎月中旬頃に更新されます、必要な時にダウンロードして利用してください。
➁「収支計画シミュレータ｣（無料）
先の価格転嫁の有無が今後の企業収益に与える影響をシュミレーションできるツールです。
企業が適切な価格転嫁をしない場合、今後の収益にどの程度影響を与えるのかを理解し、経営に生かすことができるようになります
・「どれくらい価格転嫁すればよいか」が視覚的にわかりやすい
・今後5年間の収支に対応し、経営計画の策定にも利用可能
・様々な業種に対応等の特長があります。
➂「価格交渉に役立つ伴走型支援｣（無料）
県内企業が、エネルギー・原材料価格等の上昇分を適切に価格転嫁し、稼げる力を高められるよう、令和4年度に企業から支援実施の希望が多く寄せられた、価格交渉ノウハウ獲得に向けた伴走型支援を無料で実施しています。
中小企業診断士より、無料で実施していだけるため、先ほどの➀･➁と共に活用されると効果があります。
➃「価格交渉ハンドブック｣（中小企業庁）
最後に、中小企業庁が用意している「価格交渉ハンドブック」があります。
価格交渉のための準備方法や交渉術などが載っていますのでこちらも参考にしてください。
最後に
いかがだったでしょうか？
物価高が続く中で、原材料費やエネルギー価格は高騰に苦しんでいる方も多いかと思います。
今回紹介したツール･サービスをご利用いただくことで、物価高に伴う自社商品･サービスの
｢値上げ交渉｣へ役立てていただければ幸いです。